2010年10月7日、市政報告会に参加した。
今回は、野平市長の独演会ではなく、各部長に発表を担当させ、自らは冒頭の挨拶と、質問にこたえる形式。
それでは、黄金名が市民にとって重要であると感じた、事柄について述べさせていただくが、記憶にたよっての記事なので、数字などはすべて大まかなものであることを、ご容赦いただきたい。
まず、給食センターに関しての説明。
なるほど、9月16日の時よりは、詳しくなっている。
しかし、現在の設備での経費の金額についての説明はなかった。
PFIという経費まで含んだ契約形式を前提に検討されているが、その総額は58億円。
それを15年払いするとのことだ。
ここで注目すべきは、建設費(12億)と維持費(45億)であろう。
維持費も15年分だから、年間金額は3億円かかることになる。
現在の給食センター2ヶ所分でどの程度の予算が使われているのだろうか?
年間3億であるなら、月々は2千5百万円だ。これは2ヶ所分なので、一ヶ所あたり12,500千円となる。
そもそもPFIに含まれる経費、維持費とはなにを指すのか不明である。
PFIの業者選定が終了し、議会に上程されるのは2011年の6月である。
この時点で、銚子市議会議員選挙は結果がでているな・・・。
黄金名の結論的な印象は、巨大な無駄が生み出されようとしているというもの。
さて、他の項目が終わり、質問時間となった。
●銚子市立病院 笠井院長の退職の理由と、市長の見解
この件が、ある女性から質問された。
市長の回答 笠井さんの退職は病院の理事会での決議事項なので、私がそれについ て発言することは控えたい。
その後、男性と別の女性から同様の質問がなされ、市長は同様の答弁を繰り返した。
ここで、黄金名は堪忍袋の緒が切れてしまい、今日は、止そうと思っていた質問をした。
●市長は理事会の決議というが、笠井先生の辞意をうけてのことか、それとも理事会が除名したのか、いずれかである。そのどちらか、聞きたい。
もし、笠井先生の辞意であるなら、5月6日に病院再開のテープ・カットを共にした方が、その5ヶ月後に辞めることは普通ではない。その見解を聞きたい。
以上2点について伺いたい。
市長の回答 理事会が笠井先生を除名するはずがないので、もう少し、常識的にものを考えてもらいたい。
野平市長の典型的な回答パターンである。
相手の質問には答えずに、言葉の意味をもとに、そこを攻撃する。
つまり、議論のための議論で、そこから、より良い政策を生み出していこうという、気持ちがあるようには思えない。
もっとも、これは、黄金名の私見であることは、明記しておきたいが。
それにしても、大学誘致に77億5千万、高校新校舎建設に62億、そして、給食センター予定額が58億円である。
合計、197億5千万円。
その対価として、旧銚子市立病院は消えていったのだろうか・・・?
じゃ、次回
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