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小学校時代の読書

黄金名が、両親に感謝していることは、数え切れないくらいあるけど、そのトップは「本」を、惜しみなく与えてくれたこと。

幼稚園のころから、怪人20面相シリーズが好きで毎日のように、読んでいたことを覚えている。

最後に明智小五郎が、20面相のトリックを破るところにワクワクしていた。

そして、黄金名がもっとも夢中になって手にとった本は、少年少女・日本の歴史、と世界の歴史だった。

特に世界の歴史で、トロイの物語、アレキサンダー大王、シーザー、ナポレオン、ロベスピエール、クロムウェルなどの英雄にあこがれたものだった。

小学校4年生ていどで、ロベスピエールの名前を知っている子どもは、稀じゃないかな。

当時、黄金名は10歳か。

そして、現在、佐藤賢一の「小説フランス革命」を楽しんでいるが、主要人物はもちろん、ルイ16世、ロベスピエールだ。

彼らは、黄金名にとって50年前からなじんでいる人物たちだ。

したがって、限りない親しみをもって読み進めることができる。

なるほど、少年期の読書とは大切なものだと実感する。

それに、「小公子」が好きだった。

セドリックの全てを善意に受けとめることは、今も、黄金名の中で生きているような気がする。

さて、中学校時代は、何を読んでいたっけ?

そう、1年生でであった、007しりーずだ。

じゃ、その話はいずれ

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