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給食センターの審査の不思議

黄金名がかねてより、建設反対の主張をしてきた給食センターにかんし、落札業者が決定した。

不思議の第一位は、290,137,708円、つまり2億9千万高い業者、東洋食品が落札している点である。

その審査の仕組みをみると、

「内容審査点 70点」 給食センターの設計、運営などの提案内容

「入札価格点 30点」 入札価格

この得点の総合で落札業者を決めたとのことである。

ところが、東洋食品グループ 5,089,039,968

      長大グループ    4,798,902,260

が、それぞれ提示した金額であるが、得点の計算は、低い方を満点、30点とし、高いほうのパーセンテージを減じたポイントを高いグループの得点としている。

したがって、長大グループ 30点   東洋食品グループ 28,29点

と、東洋食品Gは2億9千万円も高いのに、得点では1,71点しか、差がついていない。

そして、提案内容では 長大G 45点    東洋食品G 58点

と、13点も差がついている。

ここで、黄金名が問いたいのは、入札価格の採点を、低いほうに対するパーセンテージで行うことの是非である。   

入札は選挙とおなじ「勝負」なのだから、負けたほうは零点、勝った方は満点、が当然だと思う。

もし、そうであれば、今回の審査結果は逆転していただろう。

つまり、総合評価は

長大G  75点   東洋食品G  86,29点

で、東洋食品が落札した。

もし、黄金名の主張する採点方法だと、

長大G  75点   東洋食品G  58点

となり、長大Gが勝利したことになる。

そもそも、入札価格の評価によって、「差」がつきにくい仕組みにしてあること自体が問題ではないだろうか。

それでは、明日はその審査を行った、委員会のメンバーについて語りたい。

じゃ、また、明日。

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コメント

いつも楽しく拝見してます。
東洋食品って、あの東洋食品ですか?
この会社、建設会社と組んでいつも裏金の話がつきまとってますよ。
そのおかげか、会社は小さいのに、スゴイ数の給食センターの仕事してます。
裏金に弱い千葉狙い撃ちですね。
裏金使いすぎて、会社の経営が破綻しかけてるなんて噂も。
銚子が東洋食品に蝕まれないよう、頑張って下さい!

投稿: | 2011年6月12日 (日) 20時40分

「東洋食品グループが給食センターの開発、維持、管理の入札を落札した」と言うのは本年4月20日の時点で公になっている話しですよね?

今更ブログで問題提起するくらいなら何か具体的なネタ(裏金等)でも掴んでいるのですか?

そうじゃなかったら何で今更?

投稿: | 2011年6月13日 (月) 19時29分

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
上記に関するご回答ですが、具体的なネタ(裏金等)は掴んでおります。
まずは、千葉地検への持ち込みを考えております。

投稿: | 2011年6月14日 (火) 22時02分

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