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銚子市まちづくり講演会

7月25日(月) 午後6時30分からまちづくりセミナーがあり、参加した。

演題は「自治基本条例とは」 ~まちづくりはどう変わるのか~

講師は東洋大学法学部教授 沼田 良先生

告白すると、黄金名は「自治基本条例」はいかなるものか、理解してなかった。

結論から言うと、各自治体の経営哲学のようなものだ.

たとえば、スーパーなどには、「良質な食材の提供を通じて、地域の健全な発展に貢献する」といった、方針書がある。

ロープ屋だったら、「的確な専門知識により、用途にあったロープをお勧めすることにより、ユーザーの安全と発展に貢献する」かな。

それを銚子市にあてはめると、

「漁業、農業、食品産業の豊かな町として、首都圏の台所の機能を発展させていく」

ということになるのかな。

銚子というと、漁業、農業、それに観光となるだろうけど、それに子育てや老後のことなどを、町としての方針を定めたものということになる。

したがって、自分たちの町のことは、自分たちで決めることが大切とのこと。

「市民は、緊急時の市民互助が機能するための社会連来の醸成に努めるものとする」

大阪府みのう市「まちづくり理念条例」1997年3月31日制定 4月1日施行

この文は素晴らしいと思うが、注目していただきたいのは、阪神大震災以降に制定されていることである。

つまり、災害がいかに影響しているかである。

したがって、本年の3.11以後は、自治基本条例にも随分と変化が表れているそうである。

沼田教授によると、大切なことは、「誰が作るか」だそうだ。

つまり、従来型のように、団体推薦委員と学識者とが、行政による原案について議論するのでは、良くない。

そこで、市民委員会タイプが登場する。

つまり、市民からの公募委員が中心になって運営・審議するというもの。

そして、それに全ての要素を加味した方針。

市民委員会に行政職や自治会連合会の役員などが参加したメンバーによって、会議を構成し、議論をするというもの。

なるほど、確かに公募による市民だけでは、ある一定の方向に傾きすぎる可能性があるかもしれない。

さて、自治基本条例を制定した場合、効果はどうだろう?

1.方針の明確化、法体系の整備

2.ぶれない自治体への変化

       市長が変わるごとに方針が変化しない。

       たとえば、「地域医療を大切にする」という方針があれば、市立病院の休止は           防げたかもしれない。

3.能動的な市民への変化

4.法律などの自主解釈、運用の基準

5.即効薬ではなく漢方薬の効き目

沼田教授も指摘されていたが、日本では受け身の市民が多く、自分たちで町を良くしていこうという雰囲気が乏しい。

市民が自力で町を作るために、民主主義があるのだから、基本条例制定に、黄金名も賛成したい。

ただし、誰がどのように作るかが問題ではあるが。

それにしても、中身の濃い、充実した講演会だった。

やはり、新たな知識を身につけることは、楽しい。

このような講演会を企画するところは、野平市政のいい面だ。

じゃ、

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コメント

市民には外国人も含まれますか?

投稿: | 2011年8月18日 (木) 03時42分

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