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千葉科学大学副学長 宮林正恭教授

宮林教授の講演をきいた。

銚子市立銚子高校の同窓会での一コマ。

内容は良かった分が7割、賛成しかねる分は3割。

「現在の日本の最大の危機は学力低下と、それにともなう国力の低下」

というご主張に共感した。

「学力」を養成することは、単に知識を身につけることだけではなく、意志の強化を意味するからだ。

これまで数多くの生徒と接してきたが、頭の悪い子は一人もいなかった。

しかし、成績は歴然とした差がある。

これは、長年にわたる努力と習慣の積み重ねによるもので、一旦、差がついてしまうと、なかなか取り戻せない。

あるスポーツ、たとえば野球をしたとして、ボールをバットで当てる技術そのものは、社会で役に立つわけではないが、その練習で身についた筋力、俊敏性などは、野球をやめても体に蓄積されているだろう。

勉強も同じで、たとえば日本史の年号を2千年分覚えても、その知識そのものが仕事で役に立つことはあるとは思えない。

しかし、年号を暗記することによって鍛えられた脳は、そのまま役に立つから、学力は大切だ。

日本は資源のない国だ。

つまり国を成り立たせるためには、輸入が必要だし、その為に輸出をしなければならない。

Back to the future

という映画で、タイムマシーンの部品について主人公が、「日本製なら最高の性能だよ」というシーンがある。

この作品を今つくったら、「韓国製なら・・・」となっているのではないか。

宮林教授は学力低下にかんして、それほど深く触れなかったが、そのことが最大の危機という分析には共感した。

講演が終了し、質疑応答になり、黄金名は手をあげた。

「菅総理が浜岡原発をストップしましたが、その決断を、宮林先生はどう評価されるか、お聞かせください」

「原発は止めるだけでは意味がない。使用済み燃料の廃棄までして、はじめて災害に対処したことになる。浜岡原発をとめることによる、経済などへの影響まで考慮した決断とは思えない」

とのご回答だった。

宮林教授の講演をきくのは初めてだったが、ソフトな語り口のなかに、自信が感じられ、内容にも共感でて、収穫があったとおもう。

こういう方が銚子市に存在することは、千葉科学大学のいい面だろう。

ところで、明日はお休みです。

じゃ、12日に

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コメント

宮林さんは、科学技術庁在籍時、原子力推進畑を歩んでいた人だよ。
電力会社からズブズブに接待攻勢を受け続け、今になって否定的な発言をするはずもない。
核廃棄物に触れたのも、昨今の空気を読んでのことだろう。

投稿: | 2011年7月11日 (月) 07時26分

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