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オバマ大統領

「アメリカで、いつか、黒人が大統領に当選することがあるかな?」

「いつかは、、、、な。だけど、俺たちが生きている間は無理だろうな」

「そうだな」

と、居合わせた4~5人が全員賛成。

黄金名が大学生の時、つまり、1972年ごろかな、の学食での会話だ。

しかし、現実の変化は、僕たちの予想を上回る速さで、世界を圧倒した。

そう、オバマ大統領の当選だ。

ところが、そのオバマ大統領が苦境に立たされている。言うまでもない、アメリカの財政悪化問題だ。

しかし、財政を悪化させたのは、オバマ大統領ではなく、これまでのアメリカ政府の積み重ねによるものだ。

それを、彼が3年で解決できるはずがない。

現代は、英雄が誕生しにくい時代ではないだろうか?

選挙では、様々な要因があり、大勝しても、現実の政権運営は、そう劇的に変化するものではない。

しかしながら、黄金名は主張したい。

「アメリカに黒人の大統領が誕生したこと、それ自体が偉業である」  と、

これにより、黒人として生を授かった人でも、大統領を目指して努力することができる土壌ができたことが、素晴らしいと思う。

黄金名は思うのだけど、努力が報われる社会がいい社会だ。

人は生まれたとき、その環境を選ぶことはできない。

しかし、その後の努力で、道を開くことができる社会が理想だろう。

「両親は、苦労してるけど、私が頑張って、楽な老後をプレゼントしたい」

現代の日本で聞かれなくなった言葉だ。

そう、たとえば医者になるにしても、私立の場合は、学費だけで7百万円ていど、年間かかるそうだ。医学部は6年だから、42百万円ほど、必要になる。

どんな家庭に育っても、努力すれば、輝かしい未来が待っている社会が望ましい。

オバマ大統領のお父さんは、移民だ。お母さんはごく普通の白人家庭の生まれだ。

つまり、両親の政治的背景がまったくゼロから、アメリカ大統領に当選したわけだ。

あれ、そういえば、菅総理も、普通の家庭の育ちだね。

じゃ、

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