年金制度
黄金名は、59歳。
12月30日が誕生日だから、今年中に60歳となる。
「60歳というと、若いころはジジイと思ってたけど、自分がなってみると、まだまだやれるという気持ちです」
故ジャイアント・馬場の言葉。
なるほどな。
ただ、確実に若いころと変わっていることがある。
それは、「話題」
近頃、同年輩の友人と話をすると、「年金」「健康」の二つが話題になることが、多い。これは、若いころとは違う。
その中で、年金について、いろいろ意見があるようなので、述べてみたい。
国民生活において、ブラック・ボックスの一つが「国民年金」だろう。
知り合いの話によると、4~5万位の受給額が多いようだ。
しかし、これでは暮らせないことは明らかだ。
「若いころ、キチンと掛けてないのだから、そういう人は自業自得だよ」
という意見の人もいる。
黄金名は、50歳くらいまで厚生年金、それ以降は国民年金である。
厚生年金は給料天引きだから、自動的に積み立てが行われるが、問題は国民年金である。
正直に言うと、黄金名も二人の子供が同時に大学へ行っている時は、本当に余裕がなかった。そういう時、強制力のない年金は、格好の「先延ばし」事項だ。
これが、水道代、電気代だと供給を止められてしまうので、滞納するにも限度がある。
だから、つい年金が未払いになってしまうのだ。
年金を掛けることは、健康維持に似ている。
黄金名は甘いものが好きだ。今川焼など、一度に5~6個は平らげてしまう。しかし、そうしたからと言って、明日から糖尿病になるわけではない。やなり、永年の蓄積が良くないのだ。
となると、意志の弱い人は、いつの世にも存在するのだから、ある程度を国民の自由意思に任せる制度は、無理があるのかもしれない。
そうなると、例えば、自らの掛け金はゼロに近くても、ある一定の年金がもらえる仕組みを作ることが理想だろう。
では、金額はどの程度、必要だろうか?
やはり、ひと月10万くらいは要るのではないか?
そうすると財源だが、それは「消費税」がいいと思う。
それによって、年金の受給金額が増えれば、消費も拡大し、税収も伸びることになる。
政府は年金支給額を増やすことによる、財政の負担増にばかり着目するようだが、蒔かない種は、実らないのだから、発想を大胆に変えてはどうだろうか?
じゃ、
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