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小選挙区と中選挙区

誰が命名したか、黄金名は知る由もないが、この選挙区制度の呼び方は、間違い。

英語では、小選挙区をシングル・シート(単独議席)、中選挙区をマルチ・シーツ(複数議席)と呼んでいる。

どうみても、英語方式のほうが実態に即していると思うな。

ここへきて、中選挙区復活の声が高まっている。

その理由も理解できる。

黄金名の住んでいる、千葉県10区は、谷田川元(民主党)と林幹雄(自民党)の両氏が衆議院議員だ。

現行制度では、各政党とも現職優先だから、それぞれの政党にどんな優秀な人材がいても、公認候補にはなりえない。特に、県議会議員の数が多い自民党では、そのことは不満になるだろう。

まして、代替わりするとき、世襲の動きがあれば、その不満が爆発する可能性は高いと思う。

つまり、現行制度は新人が立候補しずらい体制なのである。

では、中選挙区制度に移行したら、どうなるだろうか。

まず、最初の問題は、比例部分をどうするかだが、これは、たぶん、残るんじゃないかな。

だって、選挙区だけにした場合、小政党は存続しえないから。

次の問題は千葉県をいくつにするかだが、かつては4選挙区で、銚子市は2区だった。

そして、議員定数は4議席。

その内訳は自民3議席、社会党1議席だった。

そして、新人が立候補する場合、その殆どは自民党の県議出身で、無所属で戦って、当選して自民党に改めて入党することになっていた。

では、その弊害はなんだろう。

それは、同じ政党同士の候補者が戦うことだろう。

なぜなら、その場合、政策ではなく、候補者のサービス競争になってしまうから。

そして、民主と自民で議席を分け合って、現在よりも議席の固定化が進む可能性は高い。

現職の国会議員が中選挙区制の復活を求めるのも、小選挙区制度ではいつ自分が落選するか分からない恐怖があるからだろう。

しかし、その恐怖は、なるほど、国会議員には不都合だが、国民にとっては歓迎すべきことのように思う。

日本の政治が停滞している最大の原因は、選挙区制度にあるのではなく、当選回数至上主義にあると思う。

以前にも指摘したが、国会議員に当選してから総理大臣、大統領になるまでオバマ氏は4年、キャメロン氏は10年、野田氏は18年である。もっとも野田総理の場合は例外的に早いほうで、普通は30年くらいが相場だ。

ここを改革しないかぎり、日本の政治が進展することは、ありえない。

それにしても、政権交代を実現して、国政の変革の難しさが実感できた。

となると、希望は地方政治だ。

銚子市の政治を改革することは、国政に比べたら容易だろう。

黄金名は、その信念のもと、今日も活動します。

じゃ、明日、明後日はお休みです。

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