史上、最も売れたクリスマス・シングル
それは、マライア・キャリーのAll I want for Christmas is you。
確かに、この曲は素晴らしい。
「ラブ・アクチュアリー」という映画で、主人公の少年が、あこがれの女生徒とステージにあがって、演奏する曲がこれ。
彼は、ドラム、彼女はヴォーカルだが素晴らしい盛り上がりをみせて、そこに至るまでの過程を見ていると、ハートが切なくなる、見事な出来栄えだ。
そして、この曲が入っている、マライアのクリスマス・アルバムを購入した。
ところが、アルバム自体の出来は良くない。
過日、紹介したキャロル・キングの作品とは比較にならない。
なるほど、マライアの歌唱力の素晴らしさは他の追随を許さない。
ところが、「聖しこの夜」では、これが裏目にでてしまう。
サイレント・ナイト と、バック・コーラス
ウーウィエー と、マライア
ホーリー・ナイト と、コーラス
イェーイェーイェー と、マライア
これを力いっぱい盛り上げてるんだけど、これじゃ「聖しこの夜」じゃなくて、「凄まじいこの夜」じゃないだろうか?
そして、ほぼ全ての曲が、こういう雰囲気だから、疲れる。
ここで思うのは、「長所は短所」だ。
マライアは歌唱力をアピールしたいため、かえってアルバムが単調なものになっている。
ゴスペル調があって、ギターだけのシンプルな曲があって、、、というほうがいいと思うけどな。
でも、All I want for Christmas is you 一曲で、このアルバムは価値があるけどね。
「マライア・キャリー」
鎌倉金にプロデュースさせてくれないかな。
じゃ、
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