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大阪維新の会が公募

橋下大阪市長が結成した「大阪維新の会」が、次期衆議院選挙で200議席を目指すそうだ。

そのための候補予定者を公募したところ、3千人以上の応募があったそう。黄金名は2004年の民主党の公募に応募したわけだけど、その時の人数は712人だった。

なるほど、大阪維新の会は注目を集めているな。

でも、これって民主党の方法論を参考にしているよ。

つまり、民主党は1996年の結党の時、およそ50人程度の議席数だった。98年に各政党が合併して、現在の民主党ができたわけだが、その時が80人くらいだった。

それが、現在は400人以上いるわけだから、候補者を公募して育てる必要があったわけだ。

そして、維新の会も事情は同じだろうからね。

実は、民主党の最大の功績はここにあるのではないか。

つまり、ある政治団体が政権を目指す場合、広く国民に門戸を開いて、誰でも参加できる仕組みを作ったことだ。

自民党には、こういう体質は皆無。

たとえば、県議から参議院議員を狙うとすると、他の県議、全員にある程度の「資金」を渡す必要があるようだ。その額は一人100万円と言われている。つまり、50人の県議がいれば、5千万円が必要となるわけだ。

他に、選挙資金もいるから、軽く1億円は立候補のため必要になるだろう。

民主党の公募で選ばれた候補者は、党から公認料がもらえるし、他にもさまざまな支援がある。極端にいえば、候補者が一円もださずに立候補ができるわけだ。

この変化は大きな意味がある。

大阪維新の会のように、昨日までなかった政治団体が政権を狙うことを可能にしたわけだから。

でも、この功績って、民主党の執行部のみなさん、わかっているのかな。

じゃ、次回は金曜日に。

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