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山本五十六 半藤一利 著

002「山本五十六」 半藤一利著を読んだ。

感想は、「やっぱりな」というもの。

何がやっぱりかというと、太平洋戦争開戦前後における、日本の指導者層のおろかしさである。

日米開戦のまえに、日本は中国と戦争を始めている。一般的な日本人の印象では、対米戦争は、物量で負けたが、中国とは一方的に勝っていたというものではないだろうか。

しかし、半藤氏によると、日中戦線もかなり手こずっており、圧倒的に勝利をおさめていたわけではないらしい。

しかも、中国戦線では、ある都市を攻撃して占拠しても、都市間の道路などまで手が回らず、あくまで、点の勝利であり、面の勝利ではないと氏は主張している。

なるほど、そういえば、英国はアヘン戦争で勝利しても、香港の150年の租借権を得ただけで、中国全土を征服しようとしたわけではない。

したがって、日本陸軍は、どう決着をつけるか見込みのない戦いを始めてしまったわけだ。ところが、その上にさらに、対米戦争を開始したのだから、うまくいくわけがない。

黄金名が、日本人として、残念なのは「ミッドウウェー海戦」だ。

半藤氏によれば、まさに自信過剰と作戦の不徹底が敗北の原因とのことだが、それにしても、倍の戦力を保持しながら、4隻の主力空母を失うという失態を演じたのだから、言葉につまる。

さて、著者の半藤氏であるが、現在、81歳であり、東京空襲で自分の家が、目の前で焼夷弾に直撃されるという実体験をしていらっしゃる。

黄金名は、初めて氏の著作を手に取ったが、これからも、読みつづけていきたいな。

じゃ、

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