銚子市の県議定数
銚子市の県議定数が「1」になるという定説が、永年、ささやかれている。
今日は、この問題を考えてみたい。
まず、議員定数の決定権者は誰か、というと、それは千葉県議会であり、そこで、過半数を占める自民党が実質的な権力者であるということになる。
では、自民党における銚子市選挙区はどういう位置を占めるかというと、極めて「美味しい」選挙区に他ならないだろう。
松戸、千葉、市川、柏など大人口をかかえる都市部では、既成政党の公認候補は苦戦を強いられる情勢であることは、間違いない。
そこからすると、銚子市は「2」議席を確保できる、安定選挙区なのである。
良く聞く意見として、同じような人口を持つ旭市が定数1だから、銚子市も、、、ということがある。
しかし、旭市は合併して、現在の人口になったのであり、飯岡町の定数1が削減されたのは、同町が「特別区」だったので、合併にあたって、特別区が廃止になったというのが事実である。
銚子市は、人口が減少しているとはいえ、定数2は銚子市として割り当てられた議席数なので、定数1+特別区1の旭市とは事情が異なる。
しかし、銚子市の定数減として、県の執行部が人口による調整をもくろみ、県議会に提案するというシナリオはありえると思う。
しかし、これも、2年後の県会議員選挙の定数問題を、今、県執行部が取り上げることは、可能性として極めて低いのではないか。
まして、3月に県知事選挙を控えての状況では、なにも、銚子の現職県議のヤル気をそぐようなことは、森田さんもしないよな。
じゃ
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